エンツォ・フェラーリミュージアムのススメ
イタリアはモデナ市にあるエンツォ・フェラーリミュージアムをおすすめします。NURUME的には世界で一番素晴らしいミュージアムだと思います。小さな博物館ですが、ルーブル美術館やオルセー美術館、ソフィア美術館、東京国立博物館などの世界の名だたる美術館・博物館にも決して負けない良さがあります。
目次
1.エンツォ・フェラーリとは?
エンツォ・アンゼルモ・フェラーリ(イタリア語: Enzo Anselmo Ferrari 、1898年2月18日 - 1988年8月14日)は、イタリアの自動車メーカーフェラーリの創設者。F1の名門スクーデリア・フェラーリのオーナーでもあった。愛称はコメンダトーレ(イタリア共和国功労勲章の勲三等位の名称)。モータースポーツ界の偉人としてオールドマンとも称される。(Wikipediaより引用)
2.エンツォ・フェラーリミュージアムとは?
2012年3月10日、イタリア・モデナで実父が板金工を営んでいた工場兼住居を改装し、エンツォ・フェラーリ生家博物館(Museo Casa Enzo Ferrari )が開館した。生家は付属のワークショップ兼展示スペースとして所存され、隣接してミュージアム棟が建設された。館内にはフェラーリやアルファロメオの初期の市販車・レースカーの他に、エンツォのトレードマークであるサングラスなどの愛用品も展示されている。屋根はモデナのシンボルカラーである黄色に塗られている。(Wikipediaより引用)
3.どこにあるの?
エンツォ・フェラーリミュージアムは、イタリアのミラノとフィレンツェの間にあるモデナ市にあります。モデナ市の中心にあるモデナ駅から徒歩10分くらいの場所です。駐車場も沢山ありますので、車で行ってもOKです。
4.展示
展示はレンガで作られた生家から見学することになります。こちらには、エンツォ・フェラーリのトレードマークであるサングラスやF1のバイザー、トロフィーなどが収蔵されています。
次に新設されたミュージアム棟を見学することになります。こちらはドーム状の作りになっていて、広場にはフェラーリやアルファ・ロメオの名車たちが展示されています。
このミュージアム棟の中の展示を見ていると突如暗くなり、ドームの壁に映像が映し出され音楽が流れ始めます。この演出が最高に感動的なのです。歴代の名車たちと一緒に、エンツォ・フェラーリの人生を追体験するのはとても感動的でした。今までに味わったことのない素晴らしいミュージアム体験となりました。
5.最後に
エンツォ・フェラーリミュージアムはモデナ市というフェラーリ好きくらいしか来ない場所にあるマイナーな観光地です。ローマやフィレンツェやヴェネツィアに比べると日本人が訪れる機会は無いと思いますが、2回目や3回目のイタリア観光の際にはぜひ行ってみて下さい。ミュージアムは混んでないし、もちろん日本人の団体客もいないので、快適に展示を楽しめるオススメのスポットです。