左翼的沖縄観光のススメ
沖縄と言えば日本屈指のリゾート観光地です。首里城、美しいビーチ、美ら海水族館など様々な観光スポットがありますが、実は沖縄は左翼的観光資源の宝庫なのです!今回は、そんな左翼的観光資源を紹介します。
目次
- 1.沖縄の左翼とは?
- 2.沖縄の基地
- 2.辺野古とは?
- 3.キャンプ・シュワブゲート前
- 4.辺野古港
- 5.辺野古港奥のビーチ
- 6.海上保安庁との攻防
- 7.辺野古観光の拠点とするべきホテル
- 8.左翼的観光時の情報収集
- 9.最後に
1.沖縄の左翼とは?
沖縄は基地問題と左翼的な思想が絡みあって、とても複雑な構造の状態にあります。様々な考え方や利権があり単純化して語れないのが現状です。今回はとりあえず辺野古周辺の左翼的活動を主にお伝えします。
2.沖縄の基地
沖縄には沢山の基地がありますので、まずは全貌をお伝えします。ここに示した土地、水域だけでなく、空域も多くが米軍に提供されています。詳しくは沖縄県の知事公室基地対策課のHPを見てみて下さい。
戦後約70年を経た現在もなお、国土面積のわずか0.6%に過ぎない狭い沖縄県に、在日米軍専用施設面積の約74%に及ぶ広大な面積の米軍基地が存在しています。
米軍基地は、県土面積の約10%を占めています。とりわけ人口や産業の集積する沖縄本島においては約18%を占めています。施設数:33
施設面積:23,098ha
米軍専用施設数:32
米軍専用施設面積:22,730ha
軍人:軍属・家族数合計:47,300人
軍人:25,843人
軍属:1,994人
家族:19,463人(沖縄県HPより引用)
出典:沖縄県基地対策課「沖縄の米軍基地」
2.辺野古とは?
辺野古は沖縄中部の東海岸にあります。辺野古では普天間基地を移設するための埋め立て工事が行われています。
辺野古にはキャンプ・シュワブがあり、辺野古の集落もキャンプ・シュワブと深い関係があります。以下の写真は辺野古の集落の入り口に設置されている看板で、アップル中佐により開発された地区であることが書かれています。
集落には出歩いている人はほどんどおらず、店も営業しているところはほとんどなくて、かなり廃れた状態にあるように思えました。昔は米軍のお客さんがいたかと思われますが、近年は米軍による事件もから、米軍の人が夜間に外で飲み食いするのが禁止されたりしている影響がありそうでした。
3.キャンプ・シュワブゲート前
辺野古をドライブしているといきなりすごい景色が現れます。キャンプ・シュワブのゲート前で抗議する人たちです。ここが辺野古周辺で一番常に左翼的な人がいる場所ですね。
テントが沢山あり、寝泊まりしながら抗議活動を行っているようです。
また、公安の方々も沢山います。公安の人たちと雇われた警備員みたいな人がならんでいます。公安の人は目つきするどくカメラを向けるのが勇気がいりますね。
4.辺野古港
辺野古には港があり、その周辺でも左翼的な活動が行われています。港に向かう道中には「テント2」という場所があり、バラックと軽トラ、カヌーなどが見れます。このカヌーで海上保安庁とせめぎ合うわけですね。
港にはテントが建てられていて、中には自衛隊の批判記事、日本政府への批判記事などが掲示されています。
港には海上保安庁と戦うための「ODB沖縄防衛局」という旗を立てた船も停泊していました。この船が出港したので、僕らもその活動を間近でみるために車で移動しました。この船の活動は「6.海上保安庁との攻防」に記載してます。
5.辺野古港奥のビーチ
辺野古港の奥にはビーチがあり、そこにはキャンプ・シュワブとの境界に鉄のフェンスが設置されています。この奥が米軍の基地になります。
このフェンスにはアメリカ軍海兵隊の警告看板が掲げられています。「ものを取り付けるな」「破壊するな」「入んな」等の警告がなされています。違反すると日本の警察に言いつけるそうです。活動家、地元の人、米軍、日本警察(公安)が絡み合っているすごい場所であることを示唆しています。
そしてその警告をガン無視していろいろな旗がフェンスに取り付けられています。旗が米軍側でなく、地域に向かって掲げられているところになんがすごいものを感じました。また、旗を掲げている団体名が記載されており、その団体の謎さも際立ってます。
6.海上保安庁との攻防
辺野古にある大浦湾で埋立工事が行われており、そこで活動家と海上保安庁とがせめぎ合っています。
この写真だとわかりくいかもしれませんが、活動家の船、カヌーと海上保安庁の巡視船とが攻防を繰り広げています。しばらく活動家と海上保安庁との攻防を眺めていると、後ろから応援の人が太鼓をたたきながらやってきました。「辺野古ブルー君たちに正義はあるぞ〜!!」と拡張器をつかって叫んでおられました。ちなみにこの時、彼女といっしょに見ていたのですが、太鼓集団に彼女がビビりまくってました。
7.辺野古観光の拠点とするべきホテル
辺野古観光にベストなホテルは「カヌチャリゾート」です。ホテルから活動家と海上保安庁とが戦っている大浦湾がばっちり見える好条件のホテルです。
また、以下の記事にあるように、公安が国費で宿泊しているホテルでもあるので、その点でもよいですね。
それと、ご飯が美味しいホテルなのもオススメポイントです。敷地が広大で、いくるもレストランがありますが、中華がオススメです。フカヒレが美味しかったです。
8.左翼的観光時の情報収集
左翼的観光に必要なのはどこで活動が行われているかを正確に把握することです。ネットでのニュース収集も効果的ですが、地元紙は最も強力な左翼情報収集ツールです。特に「琉球新報」と「沖縄タイムス」は必ず読みましょう。それとツイッターも情報収集ツールとしておすすめです。
9.最後に
沖縄の左翼的活動というとちょっと怖いイメージがあるかもしれませんが、実際には一般人をいきなりオルグしたりすることはありません。彼らの活動を眺めるだけなら安全です。むしろ公安の方がなんか怖いです。左翼じゃないのにリスト化されちゃいそうな気さえします。普段の生活の中では、このような活動家の人を生でみることはできないので、観光として見ると刺激的でとってもエキサイティングな体験ができます。東京の代々木公園で集まって、ワイワイやっているシールズなんて目じゃない、熱々の現場が沖縄にはあるのです。特に公安の方々の怖さは東京のデモの比じゃないです。まじで睨まれると背筋が冷たくなります。
今回のレポートは2015年の観光をベースにしているので、左翼的観光をする方は最新の情報を入手して観光を楽しんで下さい。左翼的観光にマニュアルはありません。自分のちからで情報を入手して、頑張って車で走り回って、現場まで行くのが楽しいのです。
このときは彼女と一緒に行ったのですが、こんなことに付き合ってくれる彼女は最高ですね。ただし普通の女の子は絶対に引くので理解のある人でなければ連れて行かないのが吉です。
それではみなさん左翼的観光を楽しんで下さい!