NURUMEのススメ

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渋谷のビアバーで出会った女性にトレインスポッティング2をオススメされた話

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暇だったので、金曜日の仕事帰りに渋谷のホテル街のど真ん中にあるビアバーに行ってみた。
最近出来たオシャレなビアバーで、立ち飲み形式になっている。
客層は日本人半分、外国人半分。
年代は20代後半〜30代がメイン。

21時ごろに店についたのでクラフトビールを一杯オーダーして、店の雰囲気を楽しむ。
しばらく一人で飲んだあとに、ちょっと暇になってきたので、一人で来てる白人に声をかけた。
「Hi, are you alone?」ってな感じで話をはじめて、お互いの年齢とか仕事とか、なんでこの店に来たのかとかの個人情報を交換。
彼はカリフォルニア大学卒のエリートで、コンピューター系のセキュリティー会社に勤務しているとのことだった。
税金を5割近く取られていると言っていたのでかなりの高収入な部類に入る人物だった。
「日本人の妻と2人の子供がいるが、みんな自分には興味がないから僕はこんなところに居ても平気なんだよ」と言っていて、なんだか寂しげに見えた。
彼との談笑のなかで、この近くにハプニングバーがあることを教えてあげた。
「What's happening?」と彼が聞いてきたので、「sexするんだよ」と伝えたら、「素人が?」と驚いていた。
彼が日本では友達を作るのが難しいと言ったので、「隣の女の子に声を掛けてみようか?」と言うと「話したい」と言うので、僕は隣の女の子二人組みに声を掛けることに。

「こんにちは。ここによく来るんですか?」って感じで隣の女の子達に声をかける。
二人組の女の子は酔っていることもあってか、こちらの問いかけに気軽に答えてくれた。
二人は職場の同僚で、僕と同年代の30代前半とのことだった。
一人は英語を独学で勉強しているとのことだったので白人の彼と話すことに。
ちなみにその彼女はちっとも可愛くなかったけど、愛嬌があって外国人にモテそうなアジア人女性って印象だった。
二人は気が合うようで英語で笑いを交えながら話していた。
一方、僕は美人系の女の子とペアになって話すことになった。
彼女はバンドが好きで、特に韓国のバンドを追いかけていると言っていた。
韓国にバンドシーンがあるなんて聞いたこともなかったので、興味深いなと思いながら話を聞いた。
どんな話の流れだったか忘れたけど、僕が昔映画を作っていたという話になり、どんな映画が好き?と聞かれた。
僕が「最近、トレインスポッティングを見たよ」と言うと、私も見たよと彼女が答えた。
よくよく話を聞いてみると彼女が最近見ていたのはトレインスポッティング2の方で、僕がトレインスポッティング2はまだ見てないと言うと、「面白いから見てみるといいよ」と言われた。
「どう面白かったの?」と感想を聞くと、彼女は「映画の中でも20年経ってて、その時間の経過が身に染みた」と言った。
僕も彼女も30代前半。20年前は10代前半。彼女は当時どんな少女だったのだろうかと想像した。
彼女は年よりはずっと若く美しい容姿をしていたけど、週末はビアバーで飲まなきゃやってられないのかもしれないし、トレインスポッティング2が身に染みるくらいには大人だった。

彼女たちが帰った後に白人の彼に「ナンパうまいね」と日本語で言われた。
俺はナンパは上手くないし、隣の女の子と話すくらいはナンパでもないんじゃないかなと思ったけれど、「Thank you」と答えた。
ハプニングバーを帰りの電車で検索するんだよ」と彼は笑いながら渋谷駅の方に歩いて行った。
帰り道、一人で渋谷のホテル街を歩きながら、同年代の女の子と話すのも悪くないなと思った。
同年代の女の子と話すと自分を暴かれる感じがして心地よかったのだ。

今回訪れたビアバーはここ。素敵な場所です。

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