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【2017年J2第2節|レビュー】名古屋グランパスvsFC岐阜

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2017年J2第2節名古屋グランパスvsFC岐阜は1−1の引き分けでした。

 

風間サッカーvs大木サッカーの対決となった今節。どちらの監督もポゼッションサッカーを志向する監督なので、どちらのチームがポゼッションで上回るかが見どころでした。

前半のスタッツですが、ボール支配率を見ると名古屋が36%、岐阜が64%と、岐阜にポゼッションで圧倒された展開となりました。前半の名古屋は岐阜のプレスにハマってしまい、ほとんどビルドアップできず、シュートも0本とまったく歯が立たちませんでした。

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後半も出だしは岐阜ペースでしたが、名古屋がディフェンスラインをコンパクトにしたり、選手交代をしたりとテコ入れをしているうちに、徐々に名古屋にもチャンスが生まれてきてました。後半34分にシシーニョから田中パウロ淳一にパスが渡ると、田中パウロ淳一がサイドで内田との勝負を制してシュートを決めました。シシーニョはこのシーンだけでなく、常にいいプレイをしており、長短のパス、豊富な運動量で岐阜にリズムをもたらしていました。シシーニョはさずが元スペインU-21なだけあり、とてもいい選手に見えました。劣勢に立たされた名古屋はシモビッチを投入し、高さでも勝負できるようになると、コーナーキックから内田がシモビッチの影からヘディングを決めて1−1の同点に追いつきました。

全体的に見ると、大木サッカーに翻弄されて、本来やりたかったポゼッションサッカーを見事にやってのけられてしまいました。名古屋にとっては、屈辱的な試合になってしまったとも言えます。試合全体でもシュート5本、枠内シュート1本とこれまでのダメダメだったグランパスの伝統を受け継いだような結果で、風間サッカーとはなんだったのかと言う声が聞こえてきそうです。

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試合後佐藤寿人選手が「自分たちがやりたいサッカーをやられてしまった印象で、ボールを持たれる時間が長く、非常に難しい試合になりました」とコメントしている通り、岐阜に良いようにやられてしまった訳ですが、「今日の結果をしっかりと受け止めて、次につなげていきたいと思います」ともコメントしており、次節に向けて前向きに修正しているくことが大切だと思います。

www.soccer-king.jp

まだまだ、J2は始まったばかりです。一喜一憂するばかりではなく、辛抱強く見守って行きたいです。