NURUMEのススメ

30代、IT関係。旅行、レストラン、ワイン、サッカー、映画、漫画、アニメをオススメするブログ。

NURUMEのススメ

NURUMEが様々なものをオススメするブログ

おすすめ漫画TOP100【2017年版】【随時更新】

NURUMEがおすすめする漫画をランキング形式で紹介します。最終的にはTOP100まで書きます。

目次

25.のだめカンタービレ

二ノ宮知子の作品。ギャグ音楽漫画。音楽漫画としての完成度はピカイチ。アニメ化、ドラマ化、映画化とあらゆるメディアミックスを行い、世界中にファンを広げた。クラシック好きにも、そうでない人にもオススメできる一冊。

 

24.ヘルタースケルター

岡崎京子の作品。沢尻エリカ主演で映画化されたことでも有名。自分だけは他とは違うと思いながらも、虚しい青春を過ぎしていた人は岡崎京子作品を読むべき。

ヘルタースケルター (FEEL COMICS)

ヘルタースケルター (FEEL COMICS)

 

 

23.ガンスリンガーガール

相田裕の作品。改造人間にされた少女が、大人のために自己犠牲を強いられながら戦う作品。作者の倒錯した愛を作品に存分にこめている。倒錯した愛を物語として楽しめる人にはオススメ。また、イタリアが舞台となっており、ジョジョ聖地巡礼と合わせてイタリア旅行するのもオススメ。

 

22.EDEN

遠藤浩輝の代表作。遠藤浩輝にとっては初の長期連載となったが、アフタヌーンの作家らしく、いきなりものすごい完成度のものを作ってきた。SF的な作品であるが、SF一辺倒な作品ではなく、人間を描くのが上手い作家である。読み応えのある作品がスキな人におすすめしたい。

 

21.うしおととら

藤田和日郎の作品。主人公の少年「うしお」と妖怪「とら」の物語。 妖怪モノの少年漫画の最高傑作と言える。藤田和日郎の気迫に満ちた作画には、どんな漫画家でも太刀打ちできない。

 

20.グラップラー刃牙

板垣恵介の作品。 総合格闘技漫画の最高傑作。格闘技の持つワクワク感がすべて詰まっている。読むと筋トレしたくなる作品。

 

19.KISSxxxx

楠本まきの作品。少女漫画のなかで一番スキな作品。耽美的な要素をふんだんに込めた作品に描かれる主人公たちの日常は、非現実的でありながらも、読者である少年少女の持つ10代ならではの退廃的な心情をうまく代弁している。また、空白の多い絵柄が空虚な青春を過ごす読者の日常とリンクしている。

KISSxxxx 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
 

  

18.るろうに剣心

和月伸宏の代表作。少年ジャンプ黄金期を支えた作品の一つ。映画化やニコニコ動画での「二重の極み」MADなどのお陰で幅広い年代のファンのいる作品。小学生はドラゴンボールを読み終わったら、次はるろうに剣心を読むべき。

るろうに剣心 完全版 全22巻 完結セット  (ジャンプ・コミックス)

るろうに剣心 完全版 全22巻 完結セット (ジャンプ・コミックス)

 

 

17.げんしけん

木尾士目の代表作。現代視覚文化研究会げんしけん)におけるオタクの人間模様を描いた作品。オタクを題材にした作品は数多くあるが、げんしけん木尾士目の得意とするウェットな人間関係のドラマになっていて、オタクの葛藤や悩み、痛さを明らかにしつつも、オタクがオタクとしていれる場所としてコミュニティを描ききっているところが最高な作品。オタク的な青春を過ごしているすべての人に贈りたい作品。

 

16.イエスタデイをうたって

冬目景の作品。冬目景は筆が遅いことで有名。本作品も1998年から2015年にかけて連載され、全11巻で完結した。時代にとらわれない作品となっており、日常ドラマ系の傑作となっている。美大出身の作家だけあって、絵がとても美しい。冬目景は「無限の住人」の沙村広明の先輩であることでも有名。

 

15.よつばと!

あずまきよひこ作品。日常モノの最高傑作。なにも考えずにただただ楽しんで読むことができる作品。男女問わず楽しめる作品。

 

14.BLACK LAGOON

広江礼威作品。戦争映画やスティーブン・キングの小説などに影響を受けた作者がつくっているので、洋物的な要素・スラング・世界観がかっこいい。硬派で重たいシナリオが多いがギャグも秀逸。連載再開が待たれる。 

 

13.ハチミツとクローバー

天才女性漫画家・羽海野チカのデビュー作。彗星のごとく現れた孤高の天才漫画家がつむぎだす作品は、多くの人を虜にした。デビュー作でこれは完成されすぎていて怖ささえ感じる。

 

12.ヘルシング

平野耕太が送り出す最高にかっこいい狂気漫画。絵も独特で、どっからどうやって現れたのか系譜が分からない漫画家。革命的(悪い言い方をすればアメリカのオタクが屋根裏でシコシコ書いてるものが全米デビュー的)なものを感じた。平野耕太はブログやツイッターでの発言もぶっ飛んでいて最高にクール。

HELLSING 全10巻 完結セット (ヤングキングコミックス)

HELLSING 全10巻 完結セット (ヤングキングコミックス)

 

 

11.明日また電話するよ

山本直樹の一番いいところが詰まっている一冊。西加奈子が帯コメントに「何度も読みました。私の中の女が、犯されたような気持ち。ズルい」と書いたように、読むものの性的な部分に入り込んでくる作品。子供は読んじゃだめです。

夢幻と感傷──著者自身が認める、ベスト・ワークス。
この十余年に描かれた膨大な作品群から、最も重要と思われる短篇を作者自らセレクト。
書き下ろしの解題では、創作の秘密や自身のルーツがはじめて明かされる。
山本直樹の精髄が凝縮された、異彩の書(Amazonより引用) 

明日また電話するよ

明日また電話するよ

 

 

10.あしたのジョー

言わずと知れたボクシング漫画の金字塔。作中でジョーのライバルである「力石徹」が死んだときは、 実際に葬儀が行われ多くのファンが参列した。昔の漫画なので絵がちょっとと思う若い人もいるかもしれませんが、ボクシング漫画ファンのみならず、あらゆるスポーツ漫画ファンの人は絶対に読むべき作品です。

あしたのジョー 全12巻セット (講談社漫画文庫)

あしたのジョー 全12巻セット (講談社漫画文庫)

 

 

9.G戦場上ヘブンズドア

日本橋ヨヲコの代表作。漫画を題材にした漫画は「バクマン。」「まんが道」「アオイホノオ」等々いくつもあるが、その中でも最高傑作と言える。すべての漫画好きが読むべき作品。

 

8.レベルE

冨樫義博が「幽☆遊☆白書」で燃え尽きた後に、好き勝手やりたい放題した漫画。週間少年ジャンプにもかかわらず月1連載で、その内容もけっして少年向けではなかったが絶大な人気を誇った。「HUNTER☓HUNTER」のキメラ=アント編にもつながる蜂編が特にお気に入りです。常に新しいものを書き続ける天才漫画家・冨樫義博の実験的作品であり、冨樫義博らしさが最も凝縮された3冊となっている。

 

7.スラムダンク

90年代、すべてのバスケ少年のバイブルとなった作品。また、当時はバスケ部のみならず、ほぼ全ての中高生がこの漫画を読んでいただろう大作。読んだことのないやつを探す方が難しかった。もし、まだ読んだことのない若者がいれば幸運だと言える。今すぐお年玉を握りしめて、本屋で買ってこい的作品。

SLAM DUNK(スラムダンク) 完全版 全24巻・全巻セット (ジャンプコミックスデラックス)
 

  

6.ドラゴンボール

バトル系漫画の最高傑作。日本のみならず、世界中の子供達をトリコにした。フランスでは視聴率70%超えだったが、日曜日AMに放送したため子供達が教会に行かなくなって放送が打ち切りになった等の伝説的なエピソードが多数ある。ドラゴンボールは面白すぎる一方で「天下一武道会」という漫画家・編集者にとっても悪魔的システムを開発してしまった。「天下一武道会」形式というキャラ勢揃いのトーナメントは人気企画となりやすく、冨樫義博をはじめとして、その他の作品でも取り入れられた方式であるが、この毒まんじゅうに手を染めてしまうと、なかなか抜け出せなくて、作家を作家でなくさせてしまう麻薬でもあった。

 

5.風の谷のナウシカ

宮﨑駿が生涯で作ったアニメを含めた作品の中での最高傑作と言える。アニメ劇場版の「風の谷のナウシカ」は漫画2巻までの内容でしかなく、漫画版を読んではじめて「風の谷のナウシカ」が完結すると言える。宮﨑駿の思想のすべてが詰め込まれた作品。宮﨑駿の弟子とも言える庵野秀明が「風の谷のナウシカ」を原作として作品を作りたいと発言しており、昔は激怒して却下していて宮さんだったが、最近は庵野秀明を認めており、制作を許可しているらしいので完全版の「風の谷のナウシカ」が見れる日も近いかもしれない。

 

4.アキラ

大友克洋による漫画革命がなされた作品。アキラ以降のすべての漫画に影響を与えているといって間違いない。漫画の神様「手塚治虫」さえも大友克洋の才能に嫉妬した。 

AKIRA コミック 全6巻完結セット (KCデラックス)

AKIRA コミック 全6巻完結セット (KCデラックス)

 

 

3.HUNTER☓HUNTER

冨樫義博の最新作。1998年から19年連載が続いており、現在33巻を発刊している。ファンが多いためか休載に対して批判的な意見が多いが、1年で1冊以上のペースはそんなに悪くないと言える。稀代の天才漫画家・冨樫義博が人生をかけて描く物語は、読者を魅了し続けている。

 

2.ジョジョの奇妙な冒険

荒木飛呂彦の代表作。スタンドというアイデアで、超能力の見える化を果たした歴史的名作。荒木飛呂彦という作家は独特の感性を持っており、その他の作家には無いセンス・絵・哲学がある。作品のテーマはズバリ「人間賛歌」。

「人間讃歌は“勇気”の讃歌ッ!!人間の素晴らしさは勇気の素晴らしさ!!」(ウィル・A・ツェペリ/第3巻より)

ジョジョの奇妙な冒険 全63巻完結セット (ジャンプ・コミックス)
 

 

1.白書

少年漫画にドラマを持ち込んだ革命者冨樫義博。それまでの戦いのみを描いてきたバトル漫画から脱却し、キャラクターごとの心情や背景を描くことで、ドラマ的要素とともに物語を展開した。本作は、冨樫義博の作家としての成長期と重なり、漫画もどんどん成長していった。また、少年のみならず、飛影、蔵馬、鴉など女子向けのキャラクターも多く、そっち方面のファンも多数ついた。

連載の終盤では、「天下一武道会」方式を辞めたい冨樫義博と辞めさせたくない編集側との対立が原因となり、唐突な形での連載終了となった。彼はこの経緯・心情・苦悩を同人誌「ヨシりんでポン!」の中で語っている。天才作家・冨樫義博は面白いと思うものを自分で書きたいだけなのだが、それが如何に難しいことかは想像に難くない。彼の作家としての苦悩は現在も続いている。休載が続いているが、僕は彼を応援し続けたい。

幽遊白書 全19巻セット (ジャンプ コミックス)

幽遊白書 全19巻セット (ジャンプ コミックス)

 

 

【2017年J2第1節|採点&寸評】名古屋グランパスvsファジアーノ岡山

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2017年2月26日14:00にキックオフされたJ2第1節名古屋グランパスvsファジアーノ岡山戦の採点&寸評を書きます。

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名古屋グランパスの開幕戦のフォーメーションは3-4-2-1でした。対戦相手のファジアーノ岡山も3-4-2-1だったので、ミラーゲームとなりました。結果は2-0で名古屋グランパスの勝利となりました。

スタメン

GK 1 楢崎正剛(6.0)

→ベテランらしい危なげないプレーを見せた。被枠内シュートは1本だけだったので、ほとんど見せ場はなかった。

DF 27 杉森考起(6.0)

→右WGとして出場。ボールを積極的に受けて散らす場面が印象的だった。風間サッカーとの相性は良さそうなので、今後もスタメンが続きそう。90分間プレイの質を維持できるスタミナを付けて欲しい。

DF 15 宮原和也(5.5)

→右CBとして出場。ボランチも出来る選手であるため、ボール回しが巧みで、風間サッカーならではのCBと言える。今日は慎重にプレイしていたと思われるが、もっと積極的に組み立てに参加して欲しい存在。

DF 3 櫛引一紀(6.5)

→中央CBとして出場。ディフェンス面では、圧倒的な存在感を発揮した。また、相手からボールを奪いそのままクロスをあげて、永井龍のゴールをアシストも記録するなどスペシャルな出来だった。守備の要としディフェンス陣を引っ張る存在になりそう。

DF 39 内田健太(5.5)

→左CBとして出場。攻撃に特徴がある選手で時折オーバーラップやドリブルも見せた。風間監督から評価が高いとの報道があるので、今後もスタメンで出場すると思われる。

MF 28 玉田圭司(5.5)

→2シャドーの一角として出場。3年ぶりの瑞穂スタジアムは玉田コールで湧いた。プレーでは中盤のゲームメイクに参加してリズムをもたらすなど、マルチな働きを見せた。後半からシモビッチに交代したがシモビッチの方が良かった訳でもないので、今後も出場機会はありそう。

MF 21 八反田康平(5.5)

ボランチとして出場。開幕戦は緊張感のある試合となったが、そつなく役割をこなした。流石は風間チルドレンといったところか。今後は田口泰士が復帰してきたときに、ボランチのスタメンを争う存在になりそう。

MF 17 小林裕紀(6.0)

ボランチとして出場。攻守のバランサーとして機能した。攻撃の組み立て時にはCBの間に入ってプレイするなど、さまざまな役割を果たした。田口の相方候補。

MF 29 和泉竜司(6.5)

→左WGとして出場。イエローカードをもらった後も、危ないくらい積極的に守備を行い、相手のスキをついてボールを奪取すると、そのままドリブル&パスで永井龍の2得点目をアシストした。トップ下も出来るなど、風間監督の求めるポリバレントな選手なので、今後もスタメン起用は濃厚。

FW 38 永井龍(7.0)

→1TOPとして出場。2得点を叩き出し、開幕戦のスターとなった。シモビッチが1TOPの第一候補かと思われていたが、永井龍は今日の活躍でレギュラーを確約されたかもしれない。

FW 11 佐藤寿人(6.5)

→決定機を3回外すなどらしくない出来ではあったが、キャプテンとしてチームを引っ張った。34才とベテランではあるが、J2でもゴールを量産しそうな予感がプンプンする。

控え

GK 18 渋谷飛翔

→出場なしのため評価なし。

DF 5 大武峻

出場なしのため評価なし。

MF 23 青木亮太(5.0)

→後半20分に杉森考起と交代で出場した。杉森考起のスタメンを脅かすほどの活躍はできなかった。ドリブルを得意とし、自分でしかけることの出来る選手なので今後に期待したい。

MF 8 ワシントン

出場なしのため評価なし。

FW 10 フェリペ・ガルシア

出場なしのため評価なし。

FW 19 押谷祐樹(5.0)

→後半37分に佐藤寿人と交代で出場した。右WGのポジションを与えられた。岡山のサポーターからブーイングされた影響かどうかは分からないが、やや消極的なプレイが見られた。少々強引でもゴールを目指すプレイがみたいところ。

FW 9 シモビッチ(5.0)

→後半から玉田圭司に代わって出場した。交代後はシモビッチが1TOPとなり、佐藤寿人永井龍が2シャドーとなった。正直風間サッカーとは、まだマッチしてない印象だった。風間監督がシモビッチのどのようなタスクを与えて出場させていたかが不明だが、周りとのコンビネーションを期待していたのなら、本日はあまりうまく行かなかったと言える。

監督

風間八宏(6.0)

名古屋グランパス史上はじめてのJ2開幕戦という難しい試合をものにした。岡山は決して弱い相手ではなかったので、相当に難しい試合となりそうだったが、独特のスタメン選考で勝利をもたらした。風間監督は選手交代がそんなに上手くないと言われてしまうこともあるが、今回の選手交代もやや独特で本当に効果的なのか理解が難しかった。風間監督の交代術を理解するには結果論だけではなく、彼のロジックを理解する必要があるだろう。

エンツォ・フェラーリミュージアムのススメ

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イタリアはモデナ市にあるエンツォ・フェラーリミュージアムをおすすめします。NURUME的には世界で一番素晴らしいミュージアムだと思います。小さな博物館ですが、ルーブル美術館オルセー美術館、ソフィア美術館、東京国立博物館などの世界の名だたる美術館・博物館にも決して負けない良さがあります。

目次

1.エンツォ・フェラーリとは?

エンツォ・アンゼルモ・フェラーリ(イタリア語: Enzo Anselmo Ferrari 、1898年2月18日 - 1988年8月14日)は、イタリアの自動車メーカーフェラーリの創設者。F1の名門スクーデリア・フェラーリのオーナーでもあった。愛称はコメンダトーレ(イタリア共和国功労勲章の勲三等位の名称)。モータースポーツ界の偉人としてオールドマンとも称される。Wikipediaより引用)

2.エンツォ・フェラーリミュージアムとは?

2012年3月10日、イタリア・モデナで実父が板金工を営んでいた工場兼住居を改装し、エンツォ・フェラーリ生家博物館(Museo Casa Enzo Ferrari )が開館した。生家は付属のワークショップ兼展示スペースとして所存され、隣接してミュージアム棟が建設された。館内にはフェラーリアルファロメオの初期の市販車・レースカーの他に、エンツォのトレードマークであるサングラスなどの愛用品も展示されている。屋根はモデナのシンボルカラーである黄色に塗られている。(Wikipediaより引用)

3.どこにあるの?

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エンツォ・フェラーリミュージアムは、イタリアのミラノフィレンツェの間にあるモデナ市にあります。モデナ市の中心にあるモデナ駅から徒歩10分くらいの場所です。駐車場も沢山ありますので、車で行ってもOKです。

4.展示

展示はレンガで作られた生家から見学することになります。こちらには、エンツォ・フェラーリのトレードマークであるサングラスやF1のバイザー、トロフィーなどが収蔵されています。

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次に新設されたミュージアム棟を見学することになります。こちらはドーム状の作りになっていて、広場にはフェラーリやアルファ・ロメオの名車たちが展示されています。

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 このミュージアム棟の中の展示を見ていると突如暗くなり、ドームの壁に映像が映し出され音楽が流れ始めます。この演出が最高に感動的なのです。歴代の名車たちと一緒に、エンツォ・フェラーリの人生を追体験するのはとても感動的でした。今までに味わったことのない素晴らしいミュージアム体験となりました。

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5.最後に

エンツォ・フェラーリミュージアムはモデナ市というフェラーリ好きくらいしか来ない場所にあるマイナーな観光地です。ローマやフィレンツェヴェネツィアに比べると日本人が訪れる機会は無いと思いますが、2回目や3回目のイタリア観光の際にはぜひ行ってみて下さい。ミュージアムは混んでないし、もちろん日本人の団体客もいないので、快適に展示を楽しめるオススメのスポットです。

2017年名古屋グランパス新監督の風間八宏を読み解く!

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2017年に名古屋グランパスの監督に就任した風間八宏とはどんな監督なのかを読み解くために、風間さん著作の「革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする」を読んだので要点をまとめます。

目次

1.風間八宏とは?

1961年10月16日、静岡県生まれ。清水商業高校時代から天才と騒がれ、日本ユース代表として1979年のワールドユースに出場。その後、筑波大学在籍時に日本代表に選出される。卒業後、ドイツのレバークーゼン、レムシャイトなどで5年間にわたってプレーを続けた。帰国後マツダSCに入部し、1992年からはJリーグ発足に伴ってサンフレッチェ広島でプレー。日本人選手Jリーグ初ゴールを記録。現役引退後、解説者として活躍する傍ら、桐蔭横浜大学サッカー部監督、筑波大学蹴球部監督を歴任。2012年4月〜2017年1月まで川崎フロンターレ監督と勤めた。2017年1月から名古屋グランパスの監督となった。

2.「革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする」を4つのキーワードで読み解く

①「サイドは空いてるスペース」「中央は狭い」の考えは捨てろ

風間監督は「なぜJリーグの攻撃は単調なのか?」という問に対して、「クロスとミドルシュートを防がれると、攻め手がなくなることが多いから」と答えています。クロスとミドルシュートという攻撃は、ある程度強いDFがいたら防ぐのは難しくなく、ヨーロッパではクロスやミドルシュートばかりの単調なプレイはほとんどやらなくなったと記しています(マンUモイーズはやってたけど・・・)。 では、なぜJリーグの多くのチームがクロスとミドルシュートを多用するのかというと、それは「サイドは空いてるスペース」「中央は狭い」という認識になっているためです。中央でボールを受けても、ほとんどの選手がスッと横を向いて、サイドにボールを出してしまうのです。しかし、サイドにパスを出してもほとんどの場合は何も起きません。それはゴールは中央にあるからです。そこで、風間八宏はサイドだけではなく、ペナルティエリアの「3辺」から入るイメージを持てば、攻撃の発想が変わるとしています。「ペナルティエリアには、横の2辺と、中央の1辺から入ることができる。一番長い辺はどこかと言えば中央の辺。中央突破だけでも、サイド攻撃だけでもなく、この3辺の開いているところから攻めるという意識を持てば、相手と駆け引きしながら攻略できるようになる」とのことです。

②「人を外す動き」

 では、どうやって相手と駆け引きしてペナルティエリアの3辺を攻略して行くのでしょうか?その鍵になるのが「人を外す動き」です。「人を外す動き」とは「背中を取る」(視野の駆け引き)、「矢印の逆をつく」(重心移動の駆け引き)の2つの動きを意味します。「背中を取る」とは人とボールの両方見なければならないDFと駆け引きをして、パスが来る瞬間にDFの背中側にまわりこみ、DFの視野から消えてパスを受ける動きのことを意味します。「矢印の逆をつく」とは、例えば引いてパスをもらう動きでDFが付いてこようと重心移動した瞬間に素早くターンしてDFの裏でパスを受けることを意味します。これらの「人を外す動き」を実践すれば、どんなに相手がコンパクトな陣形を組んでいても、わずかな隙間でフリーになり、パスを受けることができると記述されています。

③「自分を入れろ!」

「自分を入れろ!」とは風間監督が練習中によく使う言葉で、「パスを出したあとに、その場に立ち止まらず、もう一度パスコースに顔を出してボールをもらいに行け」という意味です。つまり、自分を攻撃に関与させ続けろということですね。まわりに沢山DFがいたとしても、局所的に見れば、味方とそれをマークしているDFというケースがほとんどであり、そこにボールを出して、自分を入れれば、局所的に2対1になると記載してあります。それが相手を攻略する鍵ということですね。 

④「目をそろえる」

風間監督は「目をそろえる」ことで、戦術練習をしなくてもしっかりチームになると言っています。では、「目をそろえる」とはどういう意味なのでしょうか?川崎フロンターレサポーターの「nishi19」さんのHPを参考にして、読み解きたいと思います。

www.nishi19-bn.com

・「目をそろえる」とは?

「目を揃える」という言葉には、様々な意味が込められてるようです。主に、プレーの良し悪しを判断する基準を揃える、目標を揃えることを意味します。川崎フロンターレでは、「目を揃える」事によって、個々の認識のズレをなくし、少しずつ少しずつ、チームのレベルを上げていったようです。そして「目をそろえる」対象として、「選手」、「スタッフ・コーチ」、「サポーター・メディア」の3つがあるとのことです。

・ 選手の「目をそろえる」

まず、目を揃えるべきは、選手。川崎フロンターレでの例としては、「フリー」という言葉の定義が、他のチームとは違ったとのことです。川崎フロンターレ以外のチームは、「相手が周りにいない」状態の事をフリーと定義しています。しかし、川崎フロンターレでは、相手がいてもかわせる、あるいは相手が届かない場所にパスをして、ボールを取られないのであれば、それは「フリー」だと定義しているとのこと。このように、選手の目線をそろえることで組織ができると考えているようです。

・コーチ・スタッフの「目を揃える」

次に「目をそろえる」べきは、コーチ・スタッフです。川崎フロンターレ監督就任時は、風間監督の目を理解しているコーチングスタッフを連れて来れなかったようです。なので、風間監督が考えている事を含めた「目を揃える」行為を、コーチ・スタッフにも行わなければならなかったようです。名古屋グランパスにおいては、川崎フロンターレから「森一哉」ヘッドコーチと「川崎英正」トレーニングコーチを招聘しているので、「目をそろえる」のにそれほど時間は掛からないと思われます。

・サポーターやメディアの「目を揃える」

サポーターやメディアも風間監督と同じ「目」を持たないと、批判的になったり、懐疑的になり、クラブとして一体となって戦うことが出来ません。特に昔からの名古屋グランパスのサポーターは、2010年の成功体験から、ケネディにサイドからクロスを入れるやり方やリトリート守備など風間サッカーとは相反する価値観を持ったままだと思われます。古参のサポーターは監督と「目がそろってない」が故の反発や感覚のズレに悩むことになりそうです。

3.最後に

風間監督は著書「革命前夜」の中で、「日本サッカーの未来像を聞かせてください」という質問に対して、以下の様に語っています。

国内に目を向けたら、才能のある選手がいっぱいいる。彼らをドイツのブンデスリーガの1人にするのではなく、彼らの力でJリーグブンデスリーガよりもおもしくすることが可能だと思う。ドルトムントバイエルンと比べて、『うちの方がうまいでしょ?』って言えるチームがJリーグから出来ても全然不思議じゃない。外国人にすべてを任す、見本を見せてもらいましょうっていう時代から、それを超えていく時代になっているんじゃないかと。

名古屋グランパスの新監督として就任した風間八宏氏。彼がこれから起こそうしているサッカー革命を目の当たりにできる名古屋グランパスサポーターは幸運だなと思います。風間八宏のサッカー革命を刮目しましょう!!

革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする

革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする

 

 

【2017年】おすすめサッカーブログTOP3

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NURUMEがオススメするサッカーブログTOP3を紹介します。

目次

1.サッカーコラム J3 Plus+

Jリーグのファンは絶対読むべきブログ。日本で最も優れたJリーグ関連ブログと言えます。特徴は客観的な分析と日本サッカーの拡大・成長を望んで建設的な意見を書いている点ですね。運営はじじさん。日本代表、J1、J2、J3の記事が中心。

llabtooflatot.blog102.fc2.com

2.武藤文雄のサッカー講釈

ベガルタ仙台サポーターの武藤文雄氏の運営するブログ。地方都市のサッカークラブを応援するすべてのファンが読むべきブログ。客観的な記事が多いが、ベガルタ仙台の記事となると熱くなることもあり、読んでいるこっちも胸にくるものがあります。ベガルタ仙台関連以外のサッカー記事も多く書いており、読んでいて勉強になる記事が多い印象です。武藤氏はかなりの古参のサッカーファンであり、日本サッカーの発展の歴史の重みと喜びを最も感じれるブログになっています。

hsyf610muto.seesaa.net

3.pal-9999のサッカーレポート

pal-9999氏の運営するブログ。海外サッカー、日本代表、Jリーグまで幅広くサポートしているブログ。特徴は、戦術解説にあります。試合のキャプチャーに書き込む形で、戦術解説してくれるので、とってもわかりやすく勉強になります。戦術を勉強したい方にはうってつけのブログです。

pal-9999.hatenablog.com

4.その他ニュースサイト

NURUMEが情報収集に使っているサイトを紹介しておきます。

・ドメサカブログ

Jリーグ関連の小ネタから大ネタまで幅広くJリーグのニュースを扱っています。

blog.domesoccer.jp

フットボールアンテナ

フットボールアンテナはさまざまなサッカーサイトのニュースフィードをまとめているサイトです。サッカー関連のニュースをザッピングするときに使って下さい。

さっかりん

Jリーグと日本代表のニュースを扱うサイト。特に重宝するのが、各チームのスケジュールをさまざまなカレンダーに合う形式で配ってくれている点です。自分はiphoneのカレンダー用にグランパスのスケジュールをダウンロードしています。また、各チームごとの故障者ニュースを記載してくれているので、対戦相手のチームの故障者を確認するときにもGOODです。

soccer.phew.homeip.net

 

【2017年J2第1節マッチプレビュー】名古屋グランパスvsファジアーノ岡山

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2017年2月26日14:00にキックオフされるJ2第1節名古屋グランパスvsファジアーノ岡山のマッチプレビューを記載します。

目次

1.名古屋グランパス予想スタメン

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名古屋グランパスの予想フォーメーションは3−4−2−1。1トップにシモビッチ、2シャドーに佐藤寿人と和泉竜司、右WGに杉森考起、左WGに杉本竜士、2ボランチ八反田康平宮原和也、3CBが櫛引一紀、シャルレス、ワシントン、GKが楢崎正剛で予想しています。なお、田口泰士は怪我で開幕戦は欠場と見られています。

2.ファジアーノ岡山予想スタメン

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ファジアーノ岡山の予想フォーメーションは3−4−2−1。赤嶺選手が2月2日に左下腿部肉離れで全治4〜6週間とプレスリリースされているので、1トップは片山と予想。2シャドーは豊川、大竹、右WGは加地、左WGはパク・ヒョンジン、2ボランチは伊藤と渡邊、3CBは喜山、竹田、篠原、GKは櫛引を予想しました。

www.fagiano-okayama.com

3.試合展開

名古屋グランパスは付け焼き刃のポゼッションサッカーで戦うことになると思います。これまでのテストマッチでもポゼッションサッカーに挑戦するが故に、ビルド中のチャレンジによるボールロストからたびたび失点しています。ファジアーノ岡山名古屋グランパスのミスを待ちつつ、ショートカウンターを狙う展開になるだろうと思います。ポゼッションする名古屋に対して、辛抱強くミス待ちをする岡山という展開になったら不利なのは名古屋ということになりそうです。逆に岡山が「自分たちのサッカーするんじゃい!」って感じで、前にどんどん出てくるようなら名古屋にも勝機がありそうですね。

4.みどころ

みどころは何と言っても「押谷 祐樹」選手ですね。昨年までファジアーノ岡山に所属し、チーム得点王となる14点をとっていた押谷選手。奪った名古屋vs奪われた岡山の戦いですね。押谷選手は開幕スタメンじゃなく、おそらく交代で出場すると予想しています。押谷選手の交代出場までに大量点差がついていなければ、押谷選手の出来が試合を左右することになりそうですね。

5.最後に

名古屋グランパスにとっては再出発となる2017年シーズン。監督に風間八宏氏を招聘し、サッカー革命を名古屋から起こすことを目指しています。シーズン前の今はまさに「革命前夜」ってことですね。「すべての人をサッカーの天才にする」風間サッカーの未来は如何に!?

革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする

革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする

 

 

【2017年】名古屋グランパスの開幕スタメン予想!

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(2017/2/24:シャルレスが怪我との情報のため追記)

NURUMEが2017年の名古屋グランパス開幕スタメンを予想します。

目次

1.2017年のメンバ一覧

2017年は合計33名の選手で11のスタメンを争うことになります。

ポジション No. 名前 年齢 前所属 備考
監督 - 風間 八宏 55 川崎フロンターレ 新加入
GK 1 楢崎 正剛 40 横浜フリューゲルス  
  16 武田 洋平 29 大分トリニータ  
  18 渋谷 飛翔 22 横浜FC 新加入
  22 荻 晃太 33 ヴァンフォーレ甲府  
DF 3 櫛引 一紀 24 コンサドーレ札幌 レンタル
  4 シャルレス 28 セアラ (BRA) 新加入
  5 大武 峻 24 福岡大  
  6 古林 将太 25 湘南ベルマーレ  
  24 高橋 諒 23 明治大  
  26 宮地 元貴 22 慶應義塾 新加入
  36 酒井 隆介 28 松本山雅  
  39 内田 健太 27 愛媛FC 新加入
MF 7 田口 泰士 25 流通経済大付属柏  
  8 ワシントン 30 ブラジウ・ジ・ペロタス(BRA) 新加入
  10 フェリペ・ガルシア 26 ブラジウ・ジ・ペロタス(BRA) 新加入
  13 磯村 亮太 25 名古屋グランパスユース  
  14 田鍋 陵太 23 三菱養和SCユース  
  15 宮原 和也 20 サンフレッチェ広島 レンタル
  17 小林 裕紀 28 アルビレックス新潟 新加入
  20 矢田 旭 25 明治大  
  21 八反田 康平 27 大分トリニータ 新加入
  23 青木 亮太 20 流通経済大付属柏  
  29 和泉 竜司 23 明治大  
  33 梶山 幹太 18 名古屋グランパスユース 新加入
FW 9 ロビン・シモビッチ 25 ヘルシンボリ (SWE)  
  11 佐藤 寿人 34 サンフレッチェ広島 新加入
  19 押谷 祐樹 27 ファジアーノ岡山 新加入
  25 杉本 竜士 23 東京ヴェルディ 新加入
  27 杉森 考起 19 名古屋グランパスユース  
  28 玉田 圭司 36 セレッソ大阪 新加入
  30 松本 孝平 22 国士舘大 新加入
  32 深堀 隼平 18 名古屋グランパスユース 新加入
  38 永井 龍 25 V・ファーレン長崎 新加入

2.予想フォーメーション

2017年のグランパスはこれまでのテストマッチ等の情報から、3-4-2-1もしくは3-5-2が予想されます。

3.予想スタメン

予想スタメンはこんな感じかなと思います。田口は怪我をしているので除外してます。(2017/2/24:シャルレスが腰の怪我との情報のため除外)

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4.風間サッカーの特徴

風間サッカーの特徴はポゼッションです。前所属の川崎フロンターレでは、「ボールを持つサッカーで勝つ」を標語として取り組んでいました。名古屋でもその哲学はおそらく変わらないと思われます。頭をつかってパズルのように変幻自在にポジションを変えつつ、ボールを受け続けて、最後はシュートに持っていくサッカーを目指すはずです。これまで広州恒大や東京V、讃岐、磐田とテストマッチを行ってきましたが、失点はチャレンジによるミスからがほとんどのようです。はじめはチャレンジするがゆえの失点が多くなるかと思いますが、辛抱強く応援していきたいです。

5.最後に

スカパーの予想では、自動昇格は以下のようになりました。

解説者 1位 2位
金田喜稔 福岡 松本
福田正博 名古屋 松本
山口素弘 湘南 松本
小村徳男 名古屋 松本
鈴木隆行 湘南 松本
後藤健生 湘南 松本

ライバルは湘南、松本、福岡、京都って感じでしょうかね。

特に闘莉王をはじめとして元名古屋組が多い京都とは激戦必死で楽しみです。

J1昇格は決して楽な道ではないと思いますが、選手と監督、スタッフを信じて応援していきたいです。