【2017年J2第1節|採点&寸評】名古屋グランパスvsファジアーノ岡山
2017年2月26日14:00にキックオフされたJ2第1節名古屋グランパスvsファジアーノ岡山戦の採点&寸評を書きます。
名古屋グランパスの開幕戦のフォーメーションは3-4-2-1でした。対戦相手のファジアーノ岡山も3-4-2-1だったので、ミラーゲームとなりました。結果は2-0で名古屋グランパスの勝利となりました。
スタメン
GK 1 楢崎正剛(6.0)
→ベテランらしい危なげないプレーを見せた。被枠内シュートは1本だけだったので、ほとんど見せ場はなかった。
DF 27 杉森考起(6.0)
→右WGとして出場。ボールを積極的に受けて散らす場面が印象的だった。風間サッカーとの相性は良さそうなので、今後もスタメンが続きそう。90分間プレイの質を維持できるスタミナを付けて欲しい。
DF 15 宮原和也(5.5)
→右CBとして出場。ボランチも出来る選手であるため、ボール回しが巧みで、風間サッカーならではのCBと言える。今日は慎重にプレイしていたと思われるが、もっと積極的に組み立てに参加して欲しい存在。
DF 3 櫛引一紀(6.5)
→中央CBとして出場。ディフェンス面では、圧倒的な存在感を発揮した。また、相手からボールを奪いそのままクロスをあげて、永井龍のゴールをアシストも記録するなどスペシャルな出来だった。守備の要としディフェンス陣を引っ張る存在になりそう。
DF 39 内田健太(5.5)
→左CBとして出場。攻撃に特徴がある選手で時折オーバーラップやドリブルも見せた。風間監督から評価が高いとの報道があるので、今後もスタメンで出場すると思われる。
MF 28 玉田圭司(5.5)
→2シャドーの一角として出場。3年ぶりの瑞穂スタジアムは玉田コールで湧いた。プレーでは中盤のゲームメイクに参加してリズムをもたらすなど、マルチな働きを見せた。後半からシモビッチに交代したがシモビッチの方が良かった訳でもないので、今後も出場機会はありそう。
MF 21 八反田康平(5.5)
→ボランチとして出場。開幕戦は緊張感のある試合となったが、そつなく役割をこなした。流石は風間チルドレンといったところか。今後は田口泰士が復帰してきたときに、ボランチのスタメンを争う存在になりそう。
MF 17 小林裕紀(6.0)
→ボランチとして出場。攻守のバランサーとして機能した。攻撃の組み立て時にはCBの間に入ってプレイするなど、さまざまな役割を果たした。田口の相方候補。
MF 29 和泉竜司(6.5)
→左WGとして出場。イエローカードをもらった後も、危ないくらい積極的に守備を行い、相手のスキをついてボールを奪取すると、そのままドリブル&パスで永井龍の2得点目をアシストした。トップ下も出来るなど、風間監督の求めるポリバレントな選手なので、今後もスタメン起用は濃厚。
FW 38 永井龍(7.0)
→1TOPとして出場。2得点を叩き出し、開幕戦のスターとなった。シモビッチが1TOPの第一候補かと思われていたが、永井龍は今日の活躍でレギュラーを確約されたかもしれない。
FW 11 佐藤寿人(6.5)
→決定機を3回外すなどらしくない出来ではあったが、キャプテンとしてチームを引っ張った。34才とベテランではあるが、J2でもゴールを量産しそうな予感がプンプンする。
控え
GK 18 渋谷飛翔
→出場なしのため評価なし。
DF 5 大武峻
→出場なしのため評価なし。
MF 23 青木亮太(5.0)
→後半20分に杉森考起と交代で出場した。杉森考起のスタメンを脅かすほどの活躍はできなかった。ドリブルを得意とし、自分でしかけることの出来る選手なので今後に期待したい。
MF 8 ワシントン
→出場なしのため評価なし。
FW 10 フェリペ・ガルシア
→出場なしのため評価なし。
FW 19 押谷祐樹(5.0)
→後半37分に佐藤寿人と交代で出場した。右WGのポジションを与えられた。岡山のサポーターからブーイングされた影響かどうかは分からないが、やや消極的なプレイが見られた。少々強引でもゴールを目指すプレイがみたいところ。
FW 9 シモビッチ(5.0)
→後半から玉田圭司に代わって出場した。交代後はシモビッチが1TOPとなり、佐藤寿人と永井龍が2シャドーとなった。正直風間サッカーとは、まだマッチしてない印象だった。風間監督がシモビッチのどのようなタスクを与えて出場させていたかが不明だが、周りとのコンビネーションを期待していたのなら、本日はあまりうまく行かなかったと言える。
監督
風間八宏(6.0)
→名古屋グランパス史上はじめてのJ2開幕戦という難しい試合をものにした。岡山は決して弱い相手ではなかったので、相当に難しい試合となりそうだったが、独特のスタメン選考で勝利をもたらした。風間監督は選手交代がそんなに上手くないと言われてしまうこともあるが、今回の選手交代もやや独特で本当に効果的なのか理解が難しかった。風間監督の交代術を理解するには結果論だけではなく、彼のロジックを理解する必要があるだろう。
エンツォ・フェラーリミュージアムのススメ
イタリアはモデナ市にあるエンツォ・フェラーリミュージアムをおすすめします。NURUME的には世界で一番素晴らしいミュージアムだと思います。小さな博物館ですが、ルーブル美術館やオルセー美術館、ソフィア美術館、東京国立博物館などの世界の名だたる美術館・博物館にも決して負けない良さがあります。
目次
1.エンツォ・フェラーリとは?
エンツォ・アンゼルモ・フェラーリ(イタリア語: Enzo Anselmo Ferrari 、1898年2月18日 - 1988年8月14日)は、イタリアの自動車メーカーフェラーリの創設者。F1の名門スクーデリア・フェラーリのオーナーでもあった。愛称はコメンダトーレ(イタリア共和国功労勲章の勲三等位の名称)。モータースポーツ界の偉人としてオールドマンとも称される。(Wikipediaより引用)
2.エンツォ・フェラーリミュージアムとは?
2012年3月10日、イタリア・モデナで実父が板金工を営んでいた工場兼住居を改装し、エンツォ・フェラーリ生家博物館(Museo Casa Enzo Ferrari )が開館した。生家は付属のワークショップ兼展示スペースとして所存され、隣接してミュージアム棟が建設された。館内にはフェラーリやアルファロメオの初期の市販車・レースカーの他に、エンツォのトレードマークであるサングラスなどの愛用品も展示されている。屋根はモデナのシンボルカラーである黄色に塗られている。(Wikipediaより引用)
3.どこにあるの?
エンツォ・フェラーリミュージアムは、イタリアのミラノとフィレンツェの間にあるモデナ市にあります。モデナ市の中心にあるモデナ駅から徒歩10分くらいの場所です。駐車場も沢山ありますので、車で行ってもOKです。
4.展示
展示はレンガで作られた生家から見学することになります。こちらには、エンツォ・フェラーリのトレードマークであるサングラスやF1のバイザー、トロフィーなどが収蔵されています。
次に新設されたミュージアム棟を見学することになります。こちらはドーム状の作りになっていて、広場にはフェラーリやアルファ・ロメオの名車たちが展示されています。
このミュージアム棟の中の展示を見ていると突如暗くなり、ドームの壁に映像が映し出され音楽が流れ始めます。この演出が最高に感動的なのです。歴代の名車たちと一緒に、エンツォ・フェラーリの人生を追体験するのはとても感動的でした。今までに味わったことのない素晴らしいミュージアム体験となりました。
5.最後に
エンツォ・フェラーリミュージアムはモデナ市というフェラーリ好きくらいしか来ない場所にあるマイナーな観光地です。ローマやフィレンツェやヴェネツィアに比べると日本人が訪れる機会は無いと思いますが、2回目や3回目のイタリア観光の際にはぜひ行ってみて下さい。ミュージアムは混んでないし、もちろん日本人の団体客もいないので、快適に展示を楽しめるオススメのスポットです。
2017年名古屋グランパス新監督の風間八宏を読み解く!
2017年に名古屋グランパスの監督に就任した風間八宏とはどんな監督なのかを読み解くために、風間さん著作の「革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする」を読んだので要点をまとめます。
目次
1.風間八宏とは?
1961年10月16日、静岡県生まれ。清水商業高校時代から天才と騒がれ、日本ユース代表として1979年のワールドユースに出場。その後、筑波大学在籍時に日本代表に選出される。卒業後、ドイツのレバークーゼン、レムシャイトなどで5年間にわたってプレーを続けた。帰国後マツダSCに入部し、1992年からはJリーグ発足に伴ってサンフレッチェ広島でプレー。日本人選手Jリーグ初ゴールを記録。現役引退後、解説者として活躍する傍ら、桐蔭横浜大学サッカー部監督、筑波大学蹴球部監督を歴任。2012年4月〜2017年1月まで川崎フロンターレ監督と勤めた。2017年1月から名古屋グランパスの監督となった。
2.「革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする」を4つのキーワードで読み解く
①「サイドは空いてるスペース」「中央は狭い」の考えは捨てろ
風間監督は「なぜJリーグの攻撃は単調なのか?」という問に対して、「クロスとミドルシュートを防がれると、攻め手がなくなることが多いから」と答えています。クロスとミドルシュートという攻撃は、ある程度強いDFがいたら防ぐのは難しくなく、ヨーロッパではクロスやミドルシュートばかりの単調なプレイはほとんどやらなくなったと記しています(マンUのモイーズはやってたけど・・・)。 では、なぜJリーグの多くのチームがクロスとミドルシュートを多用するのかというと、それは「サイドは空いてるスペース」「中央は狭い」という認識になっているためです。中央でボールを受けても、ほとんどの選手がスッと横を向いて、サイドにボールを出してしまうのです。しかし、サイドにパスを出してもほとんどの場合は何も起きません。それはゴールは中央にあるからです。そこで、風間八宏はサイドだけではなく、ペナルティエリアの「3辺」から入るイメージを持てば、攻撃の発想が変わるとしています。「ペナルティエリアには、横の2辺と、中央の1辺から入ることができる。一番長い辺はどこかと言えば中央の辺。中央突破だけでも、サイド攻撃だけでもなく、この3辺の開いているところから攻めるという意識を持てば、相手と駆け引きしながら攻略できるようになる」とのことです。
②「人を外す動き」
では、どうやって相手と駆け引きしてペナルティエリアの3辺を攻略して行くのでしょうか?その鍵になるのが「人を外す動き」です。「人を外す動き」とは「背中を取る」(視野の駆け引き)、「矢印の逆をつく」(重心移動の駆け引き)の2つの動きを意味します。「背中を取る」とは人とボールの両方見なければならないDFと駆け引きをして、パスが来る瞬間にDFの背中側にまわりこみ、DFの視野から消えてパスを受ける動きのことを意味します。「矢印の逆をつく」とは、例えば引いてパスをもらう動きでDFが付いてこようと重心移動した瞬間に素早くターンしてDFの裏でパスを受けることを意味します。これらの「人を外す動き」を実践すれば、どんなに相手がコンパクトな陣形を組んでいても、わずかな隙間でフリーになり、パスを受けることができると記述されています。
③「自分を入れろ!」
「自分を入れろ!」とは風間監督が練習中によく使う言葉で、「パスを出したあとに、その場に立ち止まらず、もう一度パスコースに顔を出してボールをもらいに行け」という意味です。つまり、自分を攻撃に関与させ続けろということですね。まわりに沢山DFがいたとしても、局所的に見れば、味方とそれをマークしているDFというケースがほとんどであり、そこにボールを出して、自分を入れれば、局所的に2対1になると記載してあります。それが相手を攻略する鍵ということですね。
④「目をそろえる」
風間監督は「目をそろえる」ことで、戦術練習をしなくてもしっかりチームになると言っています。では、「目をそろえる」とはどういう意味なのでしょうか?川崎フロンターレサポーターの「nishi19」さんのHPを参考にして、読み解きたいと思います。
・「目をそろえる」とは?
「目を揃える」という言葉には、様々な意味が込められてるようです。主に、プレーの良し悪しを判断する基準を揃える、目標を揃えることを意味します。川崎フロンターレでは、「目を揃える」事によって、個々の認識のズレをなくし、少しずつ少しずつ、チームのレベルを上げていったようです。そして「目をそろえる」対象として、「選手」、「スタッフ・コーチ」、「サポーター・メディア」の3つがあるとのことです。
・ 選手の「目をそろえる」
まず、目を揃えるべきは、選手。川崎フロンターレでの例としては、「フリー」という言葉の定義が、他のチームとは違ったとのことです。川崎フロンターレ以外のチームは、「相手が周りにいない」状態の事をフリーと定義しています。しかし、川崎フロンターレでは、相手がいてもかわせる、あるいは相手が届かない場所にパスをして、ボールを取られないのであれば、それは「フリー」だと定義しているとのこと。このように、選手の目線をそろえることで組織ができると考えているようです。
・コーチ・スタッフの「目を揃える」
次に「目をそろえる」べきは、コーチ・スタッフです。川崎フロンターレ監督就任時は、風間監督の目を理解しているコーチングスタッフを連れて来れなかったようです。なので、風間監督が考えている事を含めた「目を揃える」行為を、コーチ・スタッフにも行わなければならなかったようです。名古屋グランパスにおいては、川崎フロンターレから「森一哉」ヘッドコーチと「川崎英正」トレーニングコーチを招聘しているので、「目をそろえる」のにそれほど時間は掛からないと思われます。
・サポーターやメディアの「目を揃える」
サポーターやメディアも風間監督と同じ「目」を持たないと、批判的になったり、懐疑的になり、クラブとして一体となって戦うことが出来ません。特に昔からの名古屋グランパスのサポーターは、2010年の成功体験から、ケネディにサイドからクロスを入れるやり方やリトリート守備など風間サッカーとは相反する価値観を持ったままだと思われます。古参のサポーターは監督と「目がそろってない」が故の反発や感覚のズレに悩むことになりそうです。
3.最後に
風間監督は著書「革命前夜」の中で、「日本サッカーの未来像を聞かせてください」という質問に対して、以下の様に語っています。
国内に目を向けたら、才能のある選手がいっぱいいる。彼らをドイツのブンデスリーガの1人にするのではなく、彼らの力でJリーグをブンデスリーガよりもおもしくすることが可能だと思う。ドルトムントやバイエルンと比べて、『うちの方がうまいでしょ?』って言えるチームがJリーグから出来ても全然不思議じゃない。外国人にすべてを任す、見本を見せてもらいましょうっていう時代から、それを超えていく時代になっているんじゃないかと。
名古屋グランパスの新監督として就任した風間八宏氏。彼がこれから起こそうしているサッカー革命を目の当たりにできる名古屋グランパスサポーターは幸運だなと思います。風間八宏のサッカー革命を刮目しましょう!!
【2017年】おすすめサッカーブログTOP3
NURUMEがオススメするサッカーブログTOP3を紹介します。
目次
1.サッカーコラム J3 Plus+
Jリーグのファンは絶対読むべきブログ。日本で最も優れたJリーグ関連ブログと言えます。特徴は客観的な分析と日本サッカーの拡大・成長を望んで建設的な意見を書いている点ですね。運営はじじさん。日本代表、J1、J2、J3の記事が中心。
2.武藤文雄のサッカー講釈
ベガルタ仙台サポーターの武藤文雄氏の運営するブログ。地方都市のサッカークラブを応援するすべてのファンが読むべきブログ。客観的な記事が多いが、ベガルタ仙台の記事となると熱くなることもあり、読んでいるこっちも胸にくるものがあります。ベガルタ仙台関連以外のサッカー記事も多く書いており、読んでいて勉強になる記事が多い印象です。武藤氏はかなりの古参のサッカーファンであり、日本サッカーの発展の歴史の重みと喜びを最も感じれるブログになっています。
3.pal-9999のサッカーレポート
pal-9999氏の運営するブログ。海外サッカー、日本代表、Jリーグまで幅広くサポートしているブログ。特徴は、戦術解説にあります。試合のキャプチャーに書き込む形で、戦術解説してくれるので、とってもわかりやすく勉強になります。戦術を勉強したい方にはうってつけのブログです。
4.その他ニュースサイト
NURUMEが情報収集に使っているサイトを紹介しておきます。
・ドメサカブログ
Jリーグ関連の小ネタから大ネタまで幅広くJリーグのニュースを扱っています。
・フットボールアンテナ
フットボールアンテナはさまざまなサッカーサイトのニュースフィードをまとめているサイトです。サッカー関連のニュースをザッピングするときに使って下さい。
・さっかりん
Jリーグと日本代表のニュースを扱うサイト。特に重宝するのが、各チームのスケジュールをさまざまなカレンダーに合う形式で配ってくれている点です。自分はiphoneのカレンダー用にグランパスのスケジュールをダウンロードしています。また、各チームごとの故障者ニュースを記載してくれているので、対戦相手のチームの故障者を確認するときにもGOODです。
【2017年J2第1節マッチプレビュー】名古屋グランパスvsファジアーノ岡山
2017年2月26日14:00にキックオフされるJ2第1節名古屋グランパスvsファジアーノ岡山のマッチプレビューを記載します。
目次
1.名古屋グランパス予想スタメン
名古屋グランパスの予想フォーメーションは3−4−2−1。1トップにシモビッチ、2シャドーに佐藤寿人と和泉竜司、右WGに杉森考起、左WGに杉本竜士、2ボランチが八反田康平、宮原和也、3CBが櫛引一紀、シャルレス、ワシントン、GKが楢崎正剛で予想しています。なお、田口泰士は怪我で開幕戦は欠場と見られています。
2.ファジアーノ岡山予想スタメン
ファジアーノ岡山の予想フォーメーションは3−4−2−1。赤嶺選手が2月2日に左下腿部肉離れで全治4〜6週間とプレスリリースされているので、1トップは片山と予想。2シャドーは豊川、大竹、右WGは加地、左WGはパク・ヒョンジン、2ボランチは伊藤と渡邊、3CBは喜山、竹田、篠原、GKは櫛引を予想しました。
3.試合展開
名古屋グランパスは付け焼き刃のポゼッションサッカーで戦うことになると思います。これまでのテストマッチでもポゼッションサッカーに挑戦するが故に、ビルド中のチャレンジによるボールロストからたびたび失点しています。ファジアーノ岡山は名古屋グランパスのミスを待ちつつ、ショートカウンターを狙う展開になるだろうと思います。ポゼッションする名古屋に対して、辛抱強くミス待ちをする岡山という展開になったら不利なのは名古屋ということになりそうです。逆に岡山が「自分たちのサッカーするんじゃい!」って感じで、前にどんどん出てくるようなら名古屋にも勝機がありそうですね。
4.みどころ
みどころは何と言っても「押谷 祐樹」選手ですね。昨年までファジアーノ岡山に所属し、チーム得点王となる14点をとっていた押谷選手。奪った名古屋vs奪われた岡山の戦いですね。押谷選手は開幕スタメンじゃなく、おそらく交代で出場すると予想しています。押谷選手の交代出場までに大量点差がついていなければ、押谷選手の出来が試合を左右することになりそうですね。
5.最後に
名古屋グランパスにとっては再出発となる2017年シーズン。監督に風間八宏氏を招聘し、サッカー革命を名古屋から起こすことを目指しています。シーズン前の今はまさに「革命前夜」ってことですね。「すべての人をサッカーの天才にする」風間サッカーの未来は如何に!?
【2017年】名古屋グランパスの開幕スタメン予想!
(2017/2/24:シャルレスが怪我との情報のため追記)
NURUMEが2017年の名古屋グランパス開幕スタメンを予想します。
目次
1.2017年のメンバ一覧
2017年は合計33名の選手で11のスタメンを争うことになります。
ポジション | No. | 名前 | 年齢 | 前所属 | 備考 |
監督 | - | 風間 八宏 | 55 | 川崎フロンターレ | 新加入 |
GK | 1 | 楢崎 正剛 | 40 | 横浜フリューゲルス | |
16 | 武田 洋平 | 29 | 大分トリニータ | ||
18 | 渋谷 飛翔 | 22 | 横浜FC | 新加入 | |
22 | 荻 晃太 | 33 | ヴァンフォーレ甲府 | ||
DF | 3 | 櫛引 一紀 | 24 | コンサドーレ札幌 | レンタル |
4 | シャルレス | 28 | セアラ (BRA) | 新加入 | |
5 | 大武 峻 | 24 | 福岡大 | ||
6 | 古林 将太 | 25 | 湘南ベルマーレ | ||
24 | 高橋 諒 | 23 | 明治大 | ||
26 | 宮地 元貴 | 22 | 慶應義塾大 | 新加入 | |
36 | 酒井 隆介 | 28 | 松本山雅 | ||
39 | 内田 健太 | 27 | 愛媛FC | 新加入 | |
MF | 7 | 田口 泰士 | 25 | 流通経済大付属柏高 | |
8 | ワシントン | 30 | ブラジウ・ジ・ペロタス(BRA) | 新加入 | |
10 | フェリペ・ガルシア | 26 | ブラジウ・ジ・ペロタス(BRA) | 新加入 | |
13 | 磯村 亮太 | 25 | 名古屋グランパスユース | ||
14 | 田鍋 陵太 | 23 | 三菱養和SCユース | ||
15 | 宮原 和也 | 20 | サンフレッチェ広島 | レンタル | |
17 | 小林 裕紀 | 28 | アルビレックス新潟 | 新加入 | |
20 | 矢田 旭 | 25 | 明治大 | ||
21 | 八反田 康平 | 27 | 大分トリニータ | 新加入 | |
23 | 青木 亮太 | 20 | 流通経済大付属柏高 | ||
29 | 和泉 竜司 | 23 | 明治大 | ||
33 | 梶山 幹太 | 18 | 名古屋グランパスユース | 新加入 | |
FW | 9 | ロビン・シモビッチ | 25 | ヘルシンボリ (SWE) | |
11 | 佐藤 寿人 | 34 | サンフレッチェ広島 | 新加入 | |
19 | 押谷 祐樹 | 27 | ファジアーノ岡山 | 新加入 | |
25 | 杉本 竜士 | 23 | 東京ヴェルディ | 新加入 | |
27 | 杉森 考起 | 19 | 名古屋グランパスユース | ||
28 | 玉田 圭司 | 36 | セレッソ大阪 | 新加入 | |
30 | 松本 孝平 | 22 | 国士舘大 | 新加入 | |
32 | 深堀 隼平 | 18 | 名古屋グランパスユース | 新加入 | |
38 | 永井 龍 | 25 | V・ファーレン長崎 | 新加入 |
2.予想フォーメーション
2017年のグランパスはこれまでのテストマッチ等の情報から、3-4-2-1もしくは3-5-2が予想されます。
3.予想スタメン
予想スタメンはこんな感じかなと思います。田口は怪我をしているので除外してます。(2017/2/24:シャルレスが腰の怪我との情報のため除外)
4.風間サッカーの特徴
風間サッカーの特徴はポゼッションです。前所属の川崎フロンターレでは、「ボールを持つサッカーで勝つ」を標語として取り組んでいました。名古屋でもその哲学はおそらく変わらないと思われます。頭をつかってパズルのように変幻自在にポジションを変えつつ、ボールを受け続けて、最後はシュートに持っていくサッカーを目指すはずです。これまで広州恒大や東京V、讃岐、磐田とテストマッチを行ってきましたが、失点はチャレンジによるミスからがほとんどのようです。はじめはチャレンジするがゆえの失点が多くなるかと思いますが、辛抱強く応援していきたいです。
5.最後に
スカパーの予想では、自動昇格は以下のようになりました。
解説者 | 1位 | 2位 |
金田喜稔 | 福岡 | 松本 |
福田正博 | 名古屋 | 松本 |
山口素弘 | 湘南 | 松本 |
小村徳男 | 名古屋 | 松本 |
鈴木隆行 | 湘南 | 松本 |
後藤健生 | 湘南 | 松本 |
ライバルは湘南、松本、福岡、京都って感じでしょうかね。
特に闘莉王をはじめとして元名古屋組が多い京都とは激戦必死で楽しみです。
J1昇格は決して楽な道ではないと思いますが、選手と監督、スタッフを信じて応援していきたいです。
左翼的沖縄観光のススメ
沖縄と言えば日本屈指のリゾート観光地です。首里城、美しいビーチ、美ら海水族館など様々な観光スポットがありますが、実は沖縄は左翼的観光資源の宝庫なのです!今回は、そんな左翼的観光資源を紹介します。
目次
- 1.沖縄の左翼とは?
- 2.沖縄の基地
- 2.辺野古とは?
- 3.キャンプ・シュワブゲート前
- 4.辺野古港
- 5.辺野古港奥のビーチ
- 6.海上保安庁との攻防
- 7.辺野古観光の拠点とするべきホテル
- 8.左翼的観光時の情報収集
- 9.最後に
1.沖縄の左翼とは?
沖縄は基地問題と左翼的な思想が絡みあって、とても複雑な構造の状態にあります。様々な考え方や利権があり単純化して語れないのが現状です。今回はとりあえず辺野古周辺の左翼的活動を主にお伝えします。
2.沖縄の基地
沖縄には沢山の基地がありますので、まずは全貌をお伝えします。ここに示した土地、水域だけでなく、空域も多くが米軍に提供されています。詳しくは沖縄県の知事公室基地対策課のHPを見てみて下さい。
戦後約70年を経た現在もなお、国土面積のわずか0.6%に過ぎない狭い沖縄県に、在日米軍専用施設面積の約74%に及ぶ広大な面積の米軍基地が存在しています。
米軍基地は、県土面積の約10%を占めています。とりわけ人口や産業の集積する沖縄本島においては約18%を占めています。施設数:33
施設面積:23,098ha
米軍専用施設数:32
米軍専用施設面積:22,730ha
軍人:軍属・家族数合計:47,300人
軍人:25,843人
軍属:1,994人
家族:19,463人(沖縄県HPより引用)
出典:沖縄県基地対策課「沖縄の米軍基地」
2.辺野古とは?
辺野古は沖縄中部の東海岸にあります。辺野古では普天間基地を移設するための埋め立て工事が行われています。
辺野古にはキャンプ・シュワブがあり、辺野古の集落もキャンプ・シュワブと深い関係があります。以下の写真は辺野古の集落の入り口に設置されている看板で、アップル中佐により開発された地区であることが書かれています。
集落には出歩いている人はほどんどおらず、店も営業しているところはほとんどなくて、かなり廃れた状態にあるように思えました。昔は米軍のお客さんがいたかと思われますが、近年は米軍による事件もから、米軍の人が夜間に外で飲み食いするのが禁止されたりしている影響がありそうでした。
3.キャンプ・シュワブゲート前
辺野古をドライブしているといきなりすごい景色が現れます。キャンプ・シュワブのゲート前で抗議する人たちです。ここが辺野古周辺で一番常に左翼的な人がいる場所ですね。
テントが沢山あり、寝泊まりしながら抗議活動を行っているようです。
また、公安の方々も沢山います。公安の人たちと雇われた警備員みたいな人がならんでいます。公安の人は目つきするどくカメラを向けるのが勇気がいりますね。
4.辺野古港
辺野古には港があり、その周辺でも左翼的な活動が行われています。港に向かう道中には「テント2」という場所があり、バラックと軽トラ、カヌーなどが見れます。このカヌーで海上保安庁とせめぎ合うわけですね。
港にはテントが建てられていて、中には自衛隊の批判記事、日本政府への批判記事などが掲示されています。
港には海上保安庁と戦うための「ODB沖縄防衛局」という旗を立てた船も停泊していました。この船が出港したので、僕らもその活動を間近でみるために車で移動しました。この船の活動は「6.海上保安庁との攻防」に記載してます。
5.辺野古港奥のビーチ
辺野古港の奥にはビーチがあり、そこにはキャンプ・シュワブとの境界に鉄のフェンスが設置されています。この奥が米軍の基地になります。
このフェンスにはアメリカ軍海兵隊の警告看板が掲げられています。「ものを取り付けるな」「破壊するな」「入んな」等の警告がなされています。違反すると日本の警察に言いつけるそうです。活動家、地元の人、米軍、日本警察(公安)が絡み合っているすごい場所であることを示唆しています。
そしてその警告をガン無視していろいろな旗がフェンスに取り付けられています。旗が米軍側でなく、地域に向かって掲げられているところになんがすごいものを感じました。また、旗を掲げている団体名が記載されており、その団体の謎さも際立ってます。
6.海上保安庁との攻防
辺野古にある大浦湾で埋立工事が行われており、そこで活動家と海上保安庁とがせめぎ合っています。
この写真だとわかりくいかもしれませんが、活動家の船、カヌーと海上保安庁の巡視船とが攻防を繰り広げています。しばらく活動家と海上保安庁との攻防を眺めていると、後ろから応援の人が太鼓をたたきながらやってきました。「辺野古ブルー君たちに正義はあるぞ〜!!」と拡張器をつかって叫んでおられました。ちなみにこの時、彼女といっしょに見ていたのですが、太鼓集団に彼女がビビりまくってました。
7.辺野古観光の拠点とするべきホテル
辺野古観光にベストなホテルは「カヌチャリゾート」です。ホテルから活動家と海上保安庁とが戦っている大浦湾がばっちり見える好条件のホテルです。
また、以下の記事にあるように、公安が国費で宿泊しているホテルでもあるので、その点でもよいですね。
それと、ご飯が美味しいホテルなのもオススメポイントです。敷地が広大で、いくるもレストランがありますが、中華がオススメです。フカヒレが美味しかったです。
8.左翼的観光時の情報収集
左翼的観光に必要なのはどこで活動が行われているかを正確に把握することです。ネットでのニュース収集も効果的ですが、地元紙は最も強力な左翼情報収集ツールです。特に「琉球新報」と「沖縄タイムス」は必ず読みましょう。それとツイッターも情報収集ツールとしておすすめです。
9.最後に
沖縄の左翼的活動というとちょっと怖いイメージがあるかもしれませんが、実際には一般人をいきなりオルグしたりすることはありません。彼らの活動を眺めるだけなら安全です。むしろ公安の方がなんか怖いです。左翼じゃないのにリスト化されちゃいそうな気さえします。普段の生活の中では、このような活動家の人を生でみることはできないので、観光として見ると刺激的でとってもエキサイティングな体験ができます。東京の代々木公園で集まって、ワイワイやっているシールズなんて目じゃない、熱々の現場が沖縄にはあるのです。特に公安の方々の怖さは東京のデモの比じゃないです。まじで睨まれると背筋が冷たくなります。
今回のレポートは2015年の観光をベースにしているので、左翼的観光をする方は最新の情報を入手して観光を楽しんで下さい。左翼的観光にマニュアルはありません。自分のちからで情報を入手して、頑張って車で走り回って、現場まで行くのが楽しいのです。
このときは彼女と一緒に行ったのですが、こんなことに付き合ってくれる彼女は最高ですね。ただし普通の女の子は絶対に引くので理解のある人でなければ連れて行かないのが吉です。
それではみなさん左翼的観光を楽しんで下さい!